2013年4月14日日曜日

AURA 魔竜院光牙最後の闘い 感想

田中ロミオ原作の同名ラノベのアニメ化。
いつもはなるべく避けてるけど今回はネタバレ交えて感想など。

世間で田中ロミオと言ったらまぁ「人類は衰退しました」の人かな。
個人的にはクロスチャンネルが凄い気に入ったもののその後エロゲ界隈は時間が掛るのもあって気になりつつもスルー。
気付いたらラノベも書き始めていたのでそっちは追っている感じ。

原作読んだのは大分前でよく覚えていないが大筋としては一緒だったと思う。
導入部分は「中二病でも恋がしたい」が1話時点でAURAのパクリだ、とか騒がれたけどまぁやむを得ない感じ。
あの時は「言われりゃそうだけど殆どのアニオタはAURAなんか知らねーよ」と思ってはいたけど。

しかし決定的に違うのはAURAは「世界が狭量だから」「自由落下という手段を以ってあちらの世界へ帰還する」とか思い詰めてしまうのに対して「中二病」世界はなんというかクラスメートたちが実に寛容というか。

勇太はイタい言動でクラスで浮いていた程度だけど一郎は明らかにイジメを受けていて家族関係まで崩壊しているし。
六花もよくわかんないこと言ってるクラスのマスコット、くらいな感じだった気がするが良子はあきらかにイジメのターゲットになってるし。
そもそもあのクラス、今で言うスクールカーストがはっきり存在しててなかなかグロい感じだし。

クロスチャンネル、人類は衰退しました、もそうだけどロミオ作品って必ずしも世界は人に優しくはない感じ。
でもなんか絶望的なバッドENDにはなってないのが作者の優しさなのかね。

もともと気になる作者ではあったけどやはりもっと他の作品もチェックしたくなってきた。
とりあえず止まっている人退の続きを読むとして、あとお手軽っぽいのは「最果てのイマ」のPSP版かね。

まぁ、というわけで俺やっぱロミオ作品好きなんだなー、ということを確認しつつ大変満足できる出来でした。
公開初日で館数も少ないはずなのに結構空いてたのが気になる(汗

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